香嵐渓シンポジウム2013

yamazato_sentiments

2013年10月01日 07:00

今年の香嵐渓シンポジウムの様子です。


総合司会の足助病院長早川富博氏が、講演演者として最初に紹介したのは、この方でした。




北設楽郡設楽町津具地区の医療に7年半携わられたのち、現在は北海道の夕張市立診療所所長を務められている高木健太郎氏。
どちらの地域も高齢化率は45%とのこと。医療と介護と地域の連携について、両現場でのご経験を熱く語って下さいました。








続いて、豊田市市民福祉部部長の今井弘明氏。




保健・医療・福祉に関する行政策と中山間地域の実情についてご報告いただきました。
地域包括ケアシステムの中心となる地域包括支援センターと地域ケア会議、地域見守り会議の紹介に加えて、里山健康学び舎事業、里山げんきグループ活動支援事業、地域ふれあい通所事業といった保健事業について解説いただきました。
画一化したシステムではなく、各地域の特性にあったシステムを作り上げることが必要であると語られました。




はるばる島根県から足助までお越し下さったのは、島根大学疾病予知予防プロジェクトセンター専任講師の濱野強氏。
「健康を支える地域の力」と題して、2006年より開始された中山間地域を対象とする地域力(地域のつながり)研究プロジェクトについてご紹介下さいました。
無理の無い健康づくり活動を行うためには、地域性や地域に住む人々のつながりを知ることが大切である、とおっしゃる濱野氏が掲げられた「地域づくりは健康づくり」というキーワードに、多くの聴講者がうなづいてしました。












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